2000年代のゴシックロックを語るうえで外せないバンド、HIM(ヒム)はフィンランドのヘルシンキで結成されたゴシックロックバンドです。
独特のメロディアスなサウンドとダークでロマンチックな世界観は
「Love Metal(ラヴメタル)」と呼ばれ、
ヨーロッパを中心に多くのファンを獲得しました。
その代表曲をまとめたアルバムが
2004年にリリースされた『And Love Said No』です。
この記事では
・アルバムの特徴
・収録曲
・おすすめ曲
・HIMの魅力
をロック好き目線で分かりやすく解説します。
このバンドのポップではないけどキャッチーなメロディとビジュアルがかっこ良過ぎて、
正式名称でメールアドレスにしていました!
HIM(ヒム)の正式名称 His Infernal Majesty(ヒズ・インファナル・マジェスティ)
直訳すると「地獄の威厳(悪魔のような威厳)」「悪魔の陛下」のような意味になります。
意味で語ると、自分は相当イタイですね笑
アルバム情報
| アーティスト | HIM(ヒム) |
|---|---|
| 正式名称 | His Infernal Majesty(ヒズ・インファナル・マジェスティ) |
| アルバム | And Love Said No – The Greatest Hits 1997–2004 |
| リリース | 2004年 |
| ジャンル | ゴシックロック / ラヴメタル |
| レーベル | BMG |
| トータルセールス | 世界25万枚以上(推定) |
※ベスト盤なので国ごとの売上が分散しており、
正確な世界累計は公開されていません
このアルバムはHIM(ヒム)の代表曲をまとめたベストアルバムで、初期の人気楽曲をほぼ網羅しています。
北欧ロックやメタルが好きな人なら、同じフィンランド出身のメロディックメタルバンドもチェックしておきたいところです。
特にソナタ・アークティカの代表作『Silence』は、疾走感のあるメロディック・スピードメタルの名盤として知られています。
【名盤レビュー】Sonata Arctica(ソナタアークティカ)『Silence』|疾走メロスピ黄金期の頂点アルバム
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収録曲
1. And Love Said No
2. Join Me in Death
3. Buried Alive by Love
4. Heartache Every Moment
5. Solitary Man
6. Right Here in My Arms
7. The Funeral of Hearts
8. In Joy and Sorrow
9. Your Sweet 666
10. Gone with the Sin
11. Wicked Game
12. The Sacrament
13. Close to the Flame
14. Poison Girl
15. Pretending
16. When Love and Death Embrace
※このアルバムはベストアルバム + 新曲2曲
新曲
And Love Said No
Solitary Man
日本ではそこまで知名度が高いバンドではありませんが、HIM(ヒム)はSpotify総ストリーム約8.4億回以上を記録している世界的に人気のゴシックロックバンドです。
カリスマ的な人気を誇るヴィレ・ヴァロ
HIM(ヒム)は女性ファンが多いバンドとしても知られており、ボーカルのヴィレ・ヴァロのカリスマ性やロマンチックな歌詞世界が人気の理由と言われています。
① ボーカルのビジュアル人気
Ville Valo はロック界でも有名なイケメンボーカルです。
特徴
長身
ダークでミステリアスな雰囲気
低くセクシーな声
そのため当時は「ロック界のセックスシンボル」と言われることもありました。
実際、女性ファンがかなり多かったです。
② 歌詞がロマンチック
HIM(ヒム)の音楽はLove Metal(ラヴメタル)と呼ばれています。
テーマは
愛
失恋
ロマン
死
こういう ダークでロマンチックな歌詞が多いです。
そのため
HIM(ヒム)は自分たちの音楽を
「Love Metal(ラヴメタル)」と呼んでいます。
ヘヴィなギターサウンドと
ロマンチックでダークな歌詞を組み合わせた
独特のスタイルが特徴で、
ヨーロッパを中心に多くのファンを獲得しました。
またHIMを象徴するシンボルが「Heartagram(ハートグラム)」です。
これはハートとペンタグラム(五芒星)を組み合わせたデザインで、
「愛」と「闇」という対照的な要素を表しています。
このコンセプトはHIMの音楽スタイルである
Love Metal(ラヴメタル)とも深く結びついており、
バンドの世界観を象徴するロゴとして知られています。
③ ゴシック文化との相性
HIM(ヒム)はゴシックロック・ダークロックの文化とも近いです。
このジャンルはファッション・世界観も含めて人気なので女性ファンが多い傾向があります。
④ 海外でも女性ファンが多かった
2000年代はヨーロッパ・アメリカで人気でしたが、特に女性ファンがライブに多いバンドとして知られていました。
こんな人におすすめ
・ゴシックロックが好き
・ダークでロマンチックなロックが好き
・The 69 EyesやType O Negativeが好き
・ヨーロッパのロックが好き
またHIM(ヒム)のダークでロマンチックな世界観は、日本のヴィジュアル系ロックとも共通する雰囲気があります。
例えば
L'Arc〜en〜Ciel(ラルクアンシエル)
BUCK-TICK(バクチク)
DIR EN GREY(ディルアングレイ)
などが好きな人には
HIM(ヒム)のサウンドも結構刺さるかなと思っています。
またフィンランドのロックバンドといえば、同じく世界的ヒットを記録したThe Rasmus(ザ・ラスマス)も有名です。
メランコリックで美しいメロディが特徴。
HIM(ヒム)の世界観が好きな人にはかなりおすすめのバンドです。
儚い旋律が美しいロック!The Rasmus(ザ ラスマス)『Dead Letters』
おすすめ曲
And Love Said No
ボーカルのVille Valo の低く甘い声が印象的で、
HIM(ヒム)特有の ロマンチックでメランコリックなサウンドが前面に出ています。
激しいメタルというよりメロディアス・哀愁・ダークな雰囲気が強い楽曲です。
歌詞は愛・拒絶・別れ・心の葛藤などをテーマにした、ロマンチックでダークな内容になっています。
さすが「Love Metal(ラヴメタル)」という感じですね。
Join Me in Death
HIM(ヒム)の代表曲として知られる楽曲。
メランコリックなメロディと
ヴィレ・ヴァロのロマンチックなボーカルが印象的で、ヨーロッパでは大ヒットを記録しました。
HIM(ヒム)を語るうえで外せない名曲の一つです。
Right Here in My Arms
この曲はイントロから、哀愁を帯びたメロディックなギターリフが印象的です。
(なんか昔のGLAYのイントロを感じる)
ヘヴィなメタルというよりも、ゴシックロックの陰り・ポップロックのキャッチーさを合わせたサウンドになっています。
サビではメロディが一気に広がり、ヴィレ・ヴァロのロマンチックなボーカルが印象的な展開。
ダークな雰囲気を持ちながらも、非常にキャッチーで覚えやすいメロディが特徴です。
The Sacrament
スケール感のあるバラード寄りのロック曲。
空間的なギターサウンドで、ゆったりしたテンポ重厚な雰囲気なので、派手に速い曲ではありませんが、静かに感情を積み上げていくタイプの楽曲です。
ただサビではギターが大きく広がり、ボーカルが感情的に伸びて、メロディが一気にドラマチックになるので、壮大な世界観に引き込まれます。
さらに近年のメロディックメタルでは、トリプルボーカルで人気を集めるAmaranthe(アマランス)も注目されています。
キャッチーなメロディとモダンなメタルサウンドを融合させたスタイルで、メロディ重視のロックが好きな人にはかなり聴きやすいバンドです。
【名盤】Amaranthe(アマランス)1stレビュー|トリプルボーカルが織りなす究極のキャッチー・メタル
まとめ
『And Love Said No – The Greatest Hits 1997–2004』は、
フィンランドのゴシックロックバンドHIMの初期キャリアを総括するベストアルバムです。
ダークでロマンチックな世界観と、
ヴィレ・ヴァロの低く甘いボーカルによって生み出されるメランコリックなメロディは、
HIM(ヒム)が掲げる「Love Metal(ラヴメタル)」というスタイルを象徴しています。
『Join Me in Death』『Right Here in My Arms』『The Sacrament』などの代表曲に加え、新曲「And Love Said No」も収録されており、HIM(ヒム)の魅力を一枚で味わえる作品と言えるでしょう。
2000年代のゴシックロックを語るうえで、
このバンドの存在は外せません。
ダークでロマンチックなロックが好きな人には、
ぜひ一度聴いてみてほしいアルバムです。
HIM(ヒム)の代表曲をまとめたベストアルバムで、初めてHIMを聴く人にもおすすめの作品です。
おすすめ曲まとめ
| 曲名 | 特徴 |
|---|---|
| And Love Said No | メランコリックでロマンチックなHIMらしい新曲 |
| Join Me in Death | ヨーロッパで大ヒットした代表曲 |
| Right Here in My Arms | キャッチーでメロディックなゴシックロック |
| The Sacrament | 壮大な世界観のドラマチックなロックバラード |
