大人の切ない魅力を纏ったSugarcultは(シュガーカルト)
今回の紹介は、Sugarcultは(シュガーカルト)
大学生の頃、友達に「めっちゃ聴きやすいバンドやで」と教えてもらいました!
若干天邪鬼の自分ですが、このバンドはめちゃくちゃキャッチーな曲(memoryって曲で、今回とは違います。またそのうちこの曲も紹介予定です)で、朝起きる時のアラーム音で毎日聴いてました!
って感じなので、当然新しいアルバムが出るってなったら、買いますよね笑
聴いてみるとダークな雰囲気ですがキャッチーで、要所要所にエモ感✖️疾走系の曲が並んでおり、めっちゃ聴き込んでいました!
ということで、まずは簡単に
Sugarcult(シュガーカルト)の沿革紹介
■ 結成:LAのローカルバンドからスタート(1998年)
Sugarcult(シュガーカルト)は1998年、アメリカ・カリフォルニア州で結成。
当時はBlink-182、Green Day、Sum 41などが大躍進し、ポップパンクが完全にメインストリームへ上がっていく時代でした。
Sugarcult(シュガーカルト)もその波の中で生まれましたが、彼らは少しだけ“繊細”でした。
ただ明るいだけじゃない。
どこかエモーショナルで、内省的。
この“微妙な違い”が、後の評価を分けます。
■ ブレイク:『Start Static』(2001)
デビュー作であり、いきなり売れました。
代表曲「Bouncing Off The Walls」
この曲は映画やCMにも使われ、
一気に知名度が上昇。
ただし…、爆発的ヒットではなく“じわヒット”。
ここがSugarcult(シュガーカルト)らしい。
■ 進化:『Palm Trees and Power Lines』(2004)
代表曲「Memory」
ここでバンドは“爽やかポップパンク”から
“切なさ全開エモ・ポップ”へ進化。
このアルバムは今もファン評価が高い名盤となっています。
■ 転換点:『Lights Out』(2006)
今回の紹介アルバムです!
これまでは明るさ前回のポップな曲調でしたが、
ここではポップさも残しながらダークさ(内省的)も加わり、10代向けの爽快な雰囲気から20代30代の「より大人を意識した切ない雰囲気も取り入れたサウンド」に進化したように感じました。
アルバム基本情報
リリース:2006年
レーベル:V2 Records
ジャンル:ポップパンク/エモ
「今回のアルバムも良い感じやし、次作も楽しみやなぁ」と思っていましたが、『Lights Out』制作前後でメンバー脱退ということを知りました。
バンドの勢いがピークを過ぎたタイミングで
精神的にも揺れていた時期だったので、あの切ないサウンド。
アルバム全体に漂う「何かが終わる感じ」は
偶然ではなかったようです。
そしてこの後、活動は徐々にフェードアウト。
実質的な“最後の本気作”になりました。
でも中身は本物の名作です!
こんな人にオススメ
- 2000年代ポップパンクで青春を過ごした人
- エモは好きだけど、激しすぎるのは苦手
- 「売れ切らなかった名盤」が好きな人
- 夜に静かに聴けるポップパンクを探している人
個人的なオススメ曲
Los Angeles
ミドルテンポなドラマのイントロが心地良い!
でもどこか切なく虚ろな歌声。
でもサビでは、何かが吹っ切れたようなミドルの疾走感が、聴いていて心に刺さるメロディです!
この曲はカリフォルニア出身である彼らの地元ロサンゼルスを歌ったものである。
ただロサンゼルスのイメージであるキラキラした雰囲気ではなく、
- 人が多いのに孤独
- 夢があるのに満たされない
- 華やかな街の裏側
を歌っている。
「Los Angeles」は、夢の街の歌ではない。
夢を見た後の現実の歌だ。
Do It Alone
この曲は、ポップで聴いていたら自然と身体がノッてくるようなリズムです。
個人的には最初は優しくベースでリズムを取っているが、サビ終わりでは同じ事をドラムに主導権を渡してドラム音でのリズムに切り替わっているところが、好きです。
タイトルを直訳すると「一人でやれ」
青春のキラキラではなく、“自分で立つ覚悟”。
だからこの曲は、ポップだけど大人。
「Do It Alone」は前向きな応援歌ではない。
それでも、自分で立ち上がるための曲だ。
Riot
分かりやすい、ロックでポップ!
サビ前で溜め感を作って、一気に弾ける感じが聴いていて気持ち良い曲です。
タイトル通り意味は「暴動」「反発」。
テーマとしてはフラストレーションや不満、自身への怒りなどを爆発させた曲です。
この曲はこんな人におすすめ
✔ モヤモヤを吐き出したい
✔ 仕事や人間関係に疲れている
✔ 内に溜め込みがちなタイプ
世界への暴動じゃない。
自分の中で起きている暴動だ。
そんな気持ちの時、夜中に爆音で聴くと
気持ちが晴れますよ!
Majoring in Minors
直訳は「些細なことにこだわる」。
慣用句的には
“どうでもいいことに執着する”という意味。
この曲もめっちゃポップ!
ベースとドラムの織りなす重低音から始まり、サビで一気に視界が広がる感じが良いです!
まとめ
「Lights Out」=消灯。
このアルバムは、青春が終わる瞬間の音楽だ。
ノリはポップ。
でもベースは重く、感情はビター。
せっかく作曲センスのあるバンドなのに、このアルバムを期にメンバー脱退を迎え、それとリンクするような曲調にも見えてしまうのは自分だけでしょうか。
