- ヘヴィメタルの主な専門用語一覧(メタル用語まとめ)
- 🥁ヘヴィメタルのドラム用語(ツーバス・ブラストビート)
- 🎸ヘヴィメタルのギター用語(リフ・パームミュートなど)
- 🎤ヘヴィメタルのボーカル用語(シャウト・グロウルなど)
- 🎵 音楽の雰囲気・表現
- その他によく見た専門用語
- まとめ
ヘヴィメタルを聴き始めると、レビューや解説で メタルの専門用語 がたくさん出てきます。
前の記事では、ヘヴィメタルのジャンル一覧|違いが分かる専門用語集【入門編】で、ヘヴィメタルのジャンルをざっくり整理してみました。
ただ、ジャンルの違いを理解していくと、次に気になってくるのが
・メタルのリフの種類
・ギターサウンドの特徴
・ジャンルごとの音の違い
といった、実際の“音の作り方”や“演奏の特徴”です。
ところがメタルの解説やレビューを読んでいると、
・ツーバス
・リフ
・グロウル
・疾走感
など、専門用語が普通に出てきて、
「なんとなく雰囲気は分かるけど、正確な意味は知らない…」
ということも多いんですよね。
そこで今回は、そうした メタルでよく見かける専門用語 を整理してみました。
この記事では
・メタルでよく見る専門用語の意味
・ジャンルや曲調の違いを表す言葉
・レビューでよく使われる表現
を、自分でも分かるくらいの初心者目線で解説していきます。
(てか前項のメタルジャンルが思ってた以上のボリューム感やった😅)
ここでは演奏技法などでよく見かける専門用語を学んでいきたいと思います!!
ヘヴィメタルの主な専門用語一覧(メタル用語まとめ)
| 分類 | 用語 |
|---|---|
| ドラム | ツーバス / ブラストビート |
| ギター | リフ / パームミュート / トレモロ |
| ボーカル | シャウト / スクリーム / グロウル |
| 表現 | 疾走感 / 叙情的 / ブルータル |
🥁ヘヴィメタルのドラム用語(ツーバス・ブラストビート)
ツーバス(Two Bass / Double Bass)
→ バスドラムを高速で連打する奏法。
スラッシュ/デス/パワーメタルの象徴的要素。
⭐️両足で踏み込んでドラムを叩いてるやつね!
これがあると曲に厚みが出るし、
スピード感が増してヘドバンしたくなる曲調になる。
メタルでは「ツーバスがあるかどうか」で
曲の迫力がかなり変わる重要な要素です。
(まぁ、ヘドバンせーへんけど😅)
ブラストビート(Blast Beat)
→ スネア・バスドラム・シンバルを超高速で叩く奏法。
デスメタルやブラックメタルで多用されます。
⭐️手足をフル動員して、一定のリズムを極端に速く刻む奏法やってさ。
ドラムの基本的な役割は
• 右手:シンバル
• 左手:スネア
• 足:バスドラム
この3つを組み合わせてリズムを作ること。
ブラストビートはそれを
秒間5〜8発以上のスピードで叩くとも言われていて、
想像するだけでも相当速い…😱
4ビート / 8ビート / 16ビート
→ リズムの刻み方の基本単位。
これは、1小節の中でどれくらい細かくリズムを刻むかを表す言葉です。
ざっくり言うと、
4ビート:ゆったりした刻み
8ビート:ロックで最も一般的なリズム
16ビート:かなり細かく刻む速いリズム
数字が大きくなるほど、1拍の中で刻まれる音の数が増えるため、リズムが細かくなり、疾走感が強くなります。
例えばリズムを口で数えると、
4ビート
→ 「1・2・3・4」
8ビート
→ 「1と2と3と4と」
16ビート
→ 「1 e & a 2 e & a 3 e & a 4 e & a」
というように、どんどん細かく刻まれていきます。
ロックやポップスでは8ビートが最も基本的ですが、ヘヴィメタルでは8ビートや16ビートの高速リズムが多く使われます。
この細かい刻みが、メタル特有のスピード感や攻撃的なノリを生み出しているのです。
特にスラッシュメタルやパワーメタルでは、16ビートをベースにした高速リズムが多く、これがメタル特有の“突進するようなスピード感”を生み出しています。
ブレイクダウン
→ 曲中で一気にテンポを落とし、
重さや迫力を強調するパート。
メタルコアでよく使われる展開です。
⭐️これは前項で触れたね!
曲の途中で急にテンポが落ちて
ズシッと重いパートに変わる部分のこと。
ライブだと
ここでモッシュが起きたりすることも多いです。
🎸ヘヴィメタルのギター用語(リフ・パームミュートなど)
リフ(Riff)
→ 曲の核になる繰り返しフレーズ。
いわば「この曲の顔」。
リフの役割
① 曲の軸を作る
・曲のテンポ
・曲の重さ
・曲のノリ
👉 これ全部、リフで決まる。
② 世界観・ジャンルを決定づける
ザクザク刻み → スラッシュ
重く引きずる → ドゥーム
高速トレモロ → ブラック
メロディ重視 → パワーメタル
👉 1つのリフでジャンルが分かることも普通。
⭐️なるほど!
繰り返しのギターフレーズってことね!
イントロとかで「めっちゃカッコいい!」って思う部分や!
刻み(刻みリフ)
→ 低音弦を細かく刻むリフ。
スラッシュメタルやデスメタルの基本。
⭐️リズムを細かく刻むってことか
ドッ ドッ ドッ ドッ
ザク ザク ザク ザク
みたいなリズム。
この刻みリフは
パームミュートと組み合わせて弾くことが多い。
パームミュート
→ 手のひらで弦を軽く押さえて、
「ザクザク」「ゴリゴリ」した音を出す奏法。
⭐️ギター音の余韻を短くする技法ってことね!
ジャーンと鳴らす感じではなく、
「ジャン」「ザク」みたいな短い音になる。
トレモロピッキング
→ 同じ音を高速で弾き続ける。
ブラックメタルの定番。
⭐️主役は右手!同じ音を超高速で刻むんやね!
ハーモナイズドリード
→ ツインギターで旋律を重ねる奏法。
IRON MAIDEN、HELLOWEEN系。
※ツインギターのメタルバンドでよく使われる奏法
2本のギターが、同じメロディを“和声(ハーモニー)付き”で同時に弾く奏法
例として主旋律が「ド・レ・ミ」と動くと…
ギターA:ド → レ → ミ
ギターB:ミ → ファ# → ソ(※3度上の動き)
👉 動きは同じ、音程だけ違う。
これが「ハーモナイズ」
う〜ん、言葉は分かるけどイメージが沸かん🤔
調べてみるとIRON MAIDEN「The Trooper」の0:52〜1:10 あたりが、それにあたるみたい
ということで👇
聴いても分からんかった😅
てかIRON MAIDENって聴いてなかったけど、カッコいいってことに気付かされました⤴️⤴️⤴️
他やったらHELLOWEEN「Eagle Fly Free」0:36〜0:55 あたりもそうらしい
これも聴いても分からんかった😅
でも普通にカッコいい✨
パワーメタルの金字塔として知られるアルバムについては、 自分の音楽史の新境地!Helloween『Keeper Of The Seven Keys Part 2』 でも詳しく紹介しています。
これ以上の深追いは、危険やから止めとこう笑
これに当てはまればハーモナイズドリードやねんて
・同時に2本の旋律が動いているか
・ユニゾンじゃなく厚みがあるか
・コードじゃなく単音が2本か
🎤ヘヴィメタルのボーカル用語(シャウト・グロウルなど)
クリーンボーカル
→ 通常の歌唱。メロディ重視。
これは分かる!
要は普通に澄んだ声で歌ってるってことやわ!
シャウト
→ 叫ぶような歌唱。
スラッシュ〜メタルコアでよく使われる。
感情をぶつけるように、声を荒らして叫ぶ歌唱法。
音の特徴
・音程はある程度保つ
・歌詞はまだ聞き取れる
・声は潰し気味・かすれ気味
👉 歌と叫びの中間
これも分かる!まぁそのまんまやけど😅
解説が少ないし、分かりやすい動画を貼っときます。
◾️The Used「I'm a fake」
グロウル(グロウリング)
→ 低音の唸り声。デスメタル系。
喉の奥を強く鳴らして唸るように出す、
低く濁ったボーカル唱法。
音の特徴
・低い
・太い
・ゴロゴロ、ガラガラした音
・歌詞は聞き取りにくいことも多い
👉 メロディより「迫力・攻撃性」重視
獣の咆哮のような迫力が特徴で、
デスメタルなどでよく使われます。
スクリーム
→ 高音の叫び声。
ブラックメタル/メタルコアで多用。
感情を爆発させるように叫ぶ、
歪んだ高音〜中音域のボーカル奏法。
「叫ぶ=スクリーム」ですが、
ただの大声ではなく コントロールされた発声 なのがポイント。
怒り・苦しみ・衝動・カタルシスなどを表現するための技法。
音の特徴
・高め〜中音域
・ギャー!/ウォー!と裂けるような音
・歌詞がある程度聞き取れる
・生々しく人間的
ちなみに違いをざっくり整理すると👇
・シャウト:叫び寄りの歌
・スクリーム:高音で裂ける叫び
・グロウル:低音の唸り声
クリーンボーカルとスクリームを組み合わせたスタイルも多く、トリプルボーカルでキャッチーなメタルを展開する Amaranthe(アマランス) なども人気があります。
自分が初めて聴いたときの衝撃については、デビューアルバムのレビュー記事でも書いています。
🎵 音楽の雰囲気・表現
疾走感
→ テンポが速く、前に突き進む感覚。
レビューでめちゃくちゃよく使われる言葉。
聴いていて
「前に引っ張られる感じ」
「止まらない感覚」
テンポ × リズム × 構成の組み合わせで生まれる。
※速いだけが疾走感じゃないらしい。
疾走感を生む主な要素👇
① リズムが刻み続ける
・8ビート
・16ビート
・ツーバス連打
② リフが短くて反復的
・1〜2小節で完結
・同じフレーズを畳みかける
③ ブレイク(溜め)が短い
・無音が少ない
・キメは一瞬
④ Aメロ→サビへの距離が短い
・イントロ短い
・Aメロ即サビ
⑤ 拍の“前ノリ”
・ドラムやボーカルが
・ほんの少し前に入る
👉 こうした要素が合わさることで
「止まらない感覚」が生まれる。
⭐️よくCDの帯情報で「疾走感!」って書いてあって反射的に注目してたけど、意外と細かい要素があるんやね!
疾走感こそ正義と思ってたから、ちょっと感慨深い内容でした。
叙情的(エモーショナル)
→ 哀愁・泣きメロが強い表現。
👉 理屈より「感情が先に伝わる音楽」。
ロック/メタル文脈では
「聴いた瞬間に感情が動くかどうか」が核心。
音楽的には👇
・哀愁を感じる
・切なさ・郷愁がある
・高揚と寂しさが同居している
・メロディが感情を語っている
👉 歌詞を読まなくても“気持ち”が分かる。
哀愁…バラード系のメタルでは感じる曲あるよね。
👇この曲を聴いたら一発で分かりました!
■ Helloween「A Tale That Wasn’t Right」
パワーメタルの金字塔として知られるアルバムについては、 自分の音楽史の新境地!Helloween『Keeper Of The Seven Keys Part 2』 でも詳しく紹介しています。
ちなみにさっきの
The Used「I'm a fake」は
抑制 → 爆発の感情表現=叙情的らしい。
メロディアス
→ メロディ重視の音楽性。
パワーメタル、メロスピなどでよく使われる。
旋律(メロディ)がはっきりしていて
耳に残りやすい音楽のこと。
つまり
「歌える・口ずさめるメロディが前に出ている状態」。
メロディアスな要素👇
① 明確な旋律
② ハーモニーが美しい
③ 音程が安定している
メロディックメタルは
重いリフ+美しい旋律
という組み合わせが特徴。
⭐️なるほど!
以前にHelloweenでも取り上げてたし、説明文的にもそのまんまで納得しやすいね!
例えば北欧メロスピの代表作として Sonata Arctica『Silence』があります。 またブラジルのバンドAngraは 名盤『Rebirth』でドラマチックなメロスピを展開しています。
ブルータル
→ 音が重く、暴力的な音楽表現。
主にデスメタル文脈で使われる言葉。
容赦がなく、聴き手をねじ伏せるような音楽。
メタル文脈では
「優しさ・分かりやすさを切り捨てた凶暴さ」
音楽的には👇
・重すぎる音圧
・超低音リフ
・異常な速さ or 異常な遅さ
・グロウル/デスボイス中心
・展開が不親切
👉 聴き手を選ぶ音楽=ブルータル
⭐️ふ〜ん、俺は選ばれんかったってことやね笑
ダーク / 邪悪
→ ブラックメタル的な世界観。
不安・陰鬱・邪悪・影のある雰囲気を持った表現。
音楽用語としては
「明るさや希望を感じさせない世界観」。
⭐️ここも俺の専門外やね笑
その他によく見た専門用語
グルーヴ
👉 リズム・演奏の特徴です。
ノリ・うねり・体感的な気持ちよさ
音楽的にはこんな要素👇
・リズムの揺れ
・ノリの良さ
・身体が勝手に動く感覚
「テンポが遅くても気持ちいい」
「ちょっとしたズレが逆に気持ちいい」
こういう感覚を グルーヴ感 と呼ぶことが多い。
メタルでグルーヴ感のド定番といえば
Pantera「Walk」らしい。
プログレッシブ
👉音楽スタイルで型にハマらない・実験的・複雑
特徴👇
・変拍子
・曲構成が複雑
・展開が予測不能
👉 作曲スタイルや思想を指す言葉。
Dream Theaterは何回かチャレンジで聴いてみたけど、正直まだ馴染まんかった😅
確かに「変拍子で実験的」と言われたら
そんな気もする。
プログレ要素が強い曲👇
「A Change of Seasons」
タッピング
👉これは演奏テクニック。
ピッキングせず、指で弦を叩いて音を出すギター奏法。
両手を使って弦を叩くことで
鍵盤のように音を繋げて弾くことができる。
ギターソロで多用されることが多い。
まとめ
自己満ですが「違いが分かる専門用語集」として
かなりのボリュームになりました。
ヘヴィメタルは高い演奏技術から生まれたジャンルなだけあって、ジャンルや奏法の分岐が本当に多い。
それでも最終的には、全部が“メタル”というカテゴリーに収まっているのが面白いところ。
さらに
・ドラム
・ギター
・ボーカル
それぞれの演奏技法が
音楽性を作っているのもすごいところだと思いました。
メタルは深くて、趣味嗜好が分かれるってことがよく分かりました!
メタルの専門用語を知ると、アルバムレビューやジャンル解説もさらに理解しやすくなります。
音楽を聴くときの視点も広がるので、ぜひいろいろなメタルを聴きながら用語を覚えてみてください。
ヘヴィメタルのジャンルについても知りたい方は、ヘヴィメタルのジャンル一覧|違いが分かる専門用語集【入門編】もあわせて読むと理解しやすくなります。


